天井の蛍光灯を消し、目線より下に間接照明用器具を2灯点灯。同じ部屋とは思えないほど、一瞬で雰囲気がガラリと変わった |
赤い提灯が印象的な京都伏見稲荷大社の宵宮祭 |
美しい光を求めて
今、中島さんがワクワクすることは「観光」だという。ただし、一般の人が言う意味の「観光」とは少しちがった。
中島さんにとっての「観光」とは「光を観る」こと。
最近では京都・伏見稲荷の連なる赤い鳥居と赤い提灯の灯りに心を動かされたそうだ。
外国に行けばヨーロッパの街並みの暗がりに浮かぶ明かりやクリスマスイルミネーションのかすかな窓辺の明かりなどに癒される。
「数や機能で競う照明ではなく、質素だけれども心を豊かにする光というものがあります。それはなつかしい光かもしれないし、新しく生まれてくる光かもしれませんが、感動する光をいつまでも見てみたいですね」と言う中島さんは、いつまでもどこまでも骨の髄まで照明のプロなのだった。
中島さんにとっての「観光」とは「光を観る」こと。
最近では京都・伏見稲荷の連なる赤い鳥居と赤い提灯の灯りに心を動かされたそうだ。
外国に行けばヨーロッパの街並みの暗がりに浮かぶ明かりやクリスマスイルミネーションのかすかな窓辺の明かりなどに癒される。
「数や機能で競う照明ではなく、質素だけれども心を豊かにする光というものがあります。それはなつかしい光かもしれないし、新しく生まれてくる光かもしれませんが、感動する光をいつまでも見てみたいですね」と言う中島さんは、いつまでもどこまでも骨の髄まで照明のプロなのだった。
文/宗像陽子 写真/須藤明子
※本記事の内容は取材時点(2014年12月)の情報です。
※本記事の内容は取材時点(2014年12月)の情報です。
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