世界のマイナーテクノを紐解きたい
現在四方さんは、自宅のある神戸と東京を行き来する生活を送る。そして時間を見つけては海外に行き、現地の音楽に触れるのが楽しみの一つだという。
「テクノポップにこだわらず、ミュージックシーンではマイナーだと思われている国に行くのが好き。ウクライナとかロシアとかモンゴルとか、面白いですよ。そういう国に行くと、いわゆる民族音楽ではなく、現地のローカルミュージックのCDをたくさん買って帰ってきます」
そんな四方さんに、今気になっているテーマを尋ねると「共産テクノ」という答えが返ってきた。
「ソ連崩壊前の共産圏の国々で、テクノポップ的な音楽をやっていたアーティストが結構いるんですよ。最近のロシアのアーティストについては情報もありますが、ソ連時代に何が起こっていたかということに関しては、ほとんど世間では知られていない。共産テクノを紐解く、というのがこれから取り組んでみたいテーマですね」
近々またモスクワに行き、現地のテクノポップミュージシャンのスタジオに遊びに行くという。
「ロボットが好き、宇宙が好き、近未来が好き。だったらきっとテクノポップが好きになると思います!」
そう語る四方さんの目はキラキラと輝き、少年時代から変わらぬ“発掘家魂”が宿っているようだ。
「テクノポップにこだわらず、ミュージックシーンではマイナーだと思われている国に行くのが好き。ウクライナとかロシアとかモンゴルとか、面白いですよ。そういう国に行くと、いわゆる民族音楽ではなく、現地のローカルミュージックのCDをたくさん買って帰ってきます」
そんな四方さんに、今気になっているテーマを尋ねると「共産テクノ」という答えが返ってきた。
「ソ連崩壊前の共産圏の国々で、テクノポップ的な音楽をやっていたアーティストが結構いるんですよ。最近のロシアのアーティストについては情報もありますが、ソ連時代に何が起こっていたかということに関しては、ほとんど世間では知られていない。共産テクノを紐解く、というのがこれから取り組んでみたいテーマですね」
近々またモスクワに行き、現地のテクノポップミュージシャンのスタジオに遊びに行くという。
「ロボットが好き、宇宙が好き、近未来が好き。だったらきっとテクノポップが好きになると思います!」
そう語る四方さんの目はキラキラと輝き、少年時代から変わらぬ“発掘家魂”が宿っているようだ。
「理想は、神戸と東京、海外で1年の3分の1ずつ生活すること。まだまだ実現には遠いですが(笑)」 |
このところずっと注目しているのは、チリのエレクトロポップ女子、Javiera Mena(ハビエラ・メナ)。「インタビュー快諾してもらったんですが、やはりラテン気質なのか返事がない(笑)。でも、ついこの間、インタビュー再開のメッセージをもらった。乞うご期待!」 |
文/加藤朋実 写真/平林直己
※本記事の内容は取材時点(2015年7月)の情報です。
※本記事の内容は取材時点(2015年7月)の情報です。
Тату~ロシアより愛をこめて [テクノポップ] All About
ロシア・東欧諸国では大ブレイク中の、ロシアのテクノ・ロリータ・デュオ、Тату(タトゥー)を大PUSH! 二人は友達以上の関係(?)。新作は、トレヴァー・ホーン先生がプロデュースとか。
まだタトゥー(t.A.T.u.)は、ロシア語表記「Тату」のみだった頃の記事。その後、日本でもブレイクしたが、ドタキャン批判を浴びた。
真性テクノアイドル(グループ編) [テクノポップ] All About
真性テクノアイドルの中でもグループについて解説します。80年代にテクノポップの潮流の中から生まれた愛すべきテクノアイドルたち。21世紀に広島から現れたテクノアイドル・グループとは誰だ?
Perfumeに最初に触れた2006年の記事。これ以降、人気急上昇、Perfumeはシリーズ化した。
共産テクノ序章~共産テクノとは何ぞや? [テクノポップ] All About
僕たちが耳にしてきたテクノポップ、そのほとんどは、資本主義陣営としての日本、欧米諸国からです。しかし、冷戦時代に於いても、世界はフラットだったのです。その検証のため連載「共産テクノ」を始めます。先ずは、「共産テクノとは何ぞや?」から始まりソ連の共産テクノのパイオニアを紹介します。
誰も書かないから価値がある、という典型となる記事。ロシア語は今も勉強中。
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