子育てにやさしい街・企業・マネージャーを作ろう
さて、今後はどのように活動を展開していくのか伺ったところ、パワフルな大葉さんは、にっこり笑って次の手を教えてくれた。2014年8月に立ち上げた一般財団法人Baby Birth Friendly Foundation(BBFF)の活動がそれだ。命の誕生にやさしい企業や街を増やしたいというのが、BBFFの目的。
「たとえば、職場での妊娠の報告に『え~!今?』と抵抗感を示されるばかりでは女性だって生みたくなくなるでしょう。赤ちゃんが生まれることに理解のある上司が多ければ、その企業は赤ちゃんにやさしい企業といえますよね。また、育休中にいつでもフラッと寄れるような親子カフェがたくさんある街もいい。そんな街や企業を増やしたいんです」
そのためにできることをやる。たとえば「赤ちゃんにやさしい街・企業認定10か条」のようなものを作り、認定される街や企業を増やしてはどうだろうと、大葉さんは、熱く語る。アイデアは尽きることがない。
今日本は超高齢化・超少子化への傾斜が続いている。日本は世界に先駆けて、超高齢化・超少子化社会の理想モデルを打ち出していく必要がある、と大葉さんは感じている。必要なことは「街も企業も笑顔で赤ちゃんを迎えることができる社会」をみなで作っていくことではないか。
「生まれる赤ちゃんも笑顔。赤ちゃんを迎える大人も笑顔。そんな社会を作りたいのです」
大葉さんには、シンプルなゴールとそこに向かう道がはっきりと見えているようだ。
「たとえば、職場での妊娠の報告に『え~!今?』と抵抗感を示されるばかりでは女性だって生みたくなくなるでしょう。赤ちゃんが生まれることに理解のある上司が多ければ、その企業は赤ちゃんにやさしい企業といえますよね。また、育休中にいつでもフラッと寄れるような親子カフェがたくさんある街もいい。そんな街や企業を増やしたいんです」
そのためにできることをやる。たとえば「赤ちゃんにやさしい街・企業認定10か条」のようなものを作り、認定される街や企業を増やしてはどうだろうと、大葉さんは、熱く語る。アイデアは尽きることがない。
今日本は超高齢化・超少子化への傾斜が続いている。日本は世界に先駆けて、超高齢化・超少子化社会の理想モデルを打ち出していく必要がある、と大葉さんは感じている。必要なことは「街も企業も笑顔で赤ちゃんを迎えることができる社会」をみなで作っていくことではないか。
「生まれる赤ちゃんも笑顔。赤ちゃんを迎える大人も笑顔。そんな社会を作りたいのです」
大葉さんには、シンプルなゴールとそこに向かう道がはっきりと見えているようだ。
2015年発売をめざし、海外の専門家と協働開発中のお茶。授乳ブレンド、妊活ブレンドなど。デザイン性にもこだわった |
文/宗像陽子 写真/平林直己
※本記事の内容は取材時点(2014年10月)の情報です。
※本記事の内容は取材時点(2014年10月)の情報です。
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