手軽に持ち運びできるカメラを愛用 |
ライフワークとして記事を書く
All Aboutで記事を書き始めたのは2005年から。「住みやすい街選び(首都圏)」ガイドとしてデビュー。高校時代から続けていたフィールドワーク経験を生かせるというのが、そのテーマを選んだ理由だった。
10年以上All Aboutに記事を書いていることについて伺うと「楽しいんです」とのお答え。好きなことを書かせてくれる。それは、自分が疑問に思ったこと・興味持ったことなどを、時間をかけ、長期的に考えながら調べ、学んで行けるということでもある。ライフワークとして続けていけるということだろう。
長く記事を書いていることで、ガイド仲間も増えた。たとえば東京スリバチ学会に入会し、様々な得意分野の人と街歩きをするようになったことは、収穫だった。全く違う専門分野の人と歩くことで街の景色も違って見え、視野が広まったと感じている。
注)東京スリバチ学会
東京の谷を気ままに歩き回る会。丘に登って谷を眺めることもあり。
https://www.facebook.com/244418162281909/photos/a.379098792147178.84324.244418162281909/379098795480511/?type=1&theater
10年以上All Aboutに記事を書いていることについて伺うと「楽しいんです」とのお答え。好きなことを書かせてくれる。それは、自分が疑問に思ったこと・興味持ったことなどを、時間をかけ、長期的に考えながら調べ、学んで行けるということでもある。ライフワークとして続けていけるということだろう。
長く記事を書いていることで、ガイド仲間も増えた。たとえば東京スリバチ学会に入会し、様々な得意分野の人と街歩きをするようになったことは、収穫だった。全く違う専門分野の人と歩くことで街の景色も違って見え、視野が広まったと感じている。
注)東京スリバチ学会
東京の谷を気ままに歩き回る会。丘に登って谷を眺めることもあり。
https://www.facebook.com/244418162281909/photos/a.379098792147178.84324.244418162281909/379098795480511/?type=1&theater
常に携帯している防災グッズ。自宅から20キロ以上離れるときはさらにアーミーナイフ、手回しラジオ、手ぬぐいを追加する |
歴史の上に街があり、人の暮らしが将来の街をつくる
住まいを考える上で、まだまだ「地形」や「地盤」にまで考えが及ばない人も多いが、中川さんはその大切さをずっと訴えてきた。そして自身の主張と、世の中の流れが最近少しずつ重なってきた手応えを感じている。
そのひとつが地形図だ。ここ数年で地形の凸凹、新旧がよりわかりやすく表示される地図が出てきた。色分けした地図で見れば土地の高低、新旧などは一目瞭然だ。スマホ対応でGPS機能がついたものもあり、我々素人にとっても今立っている地形の状態がひと昔前よりずっとわかりやすくなってきた。
「歴史や地形は今の街を作っているからとても大切な情報です。では、将来の街は?自分たちの暮らしが将来の街を作るんです。街を作るのはやはり、人。将来の街を住みやすくするのは自分たち自身ということを忘れてはいけませんね」
今後はさらにジャンルを超えていろいろな人に会ってみたいと語る中川さん。「不動産業界で固まるのではなく、さまざまな業種の人とコラボを実現したほうが効率的にできることもある」と感じている。
やりたいテーマは山のようにある。行きたいところも会いたい人もたくさんだ。
「10年たってもきっと私はセカセカと歩き回っていると思いますよ」
そうにこやかに言って、中川さんはきちんとお辞儀をして、スタスタとまっすぐ駅に向かって歩いていった。
そのひとつが地形図だ。ここ数年で地形の凸凹、新旧がよりわかりやすく表示される地図が出てきた。色分けした地図で見れば土地の高低、新旧などは一目瞭然だ。スマホ対応でGPS機能がついたものもあり、我々素人にとっても今立っている地形の状態がひと昔前よりずっとわかりやすくなってきた。
「歴史や地形は今の街を作っているからとても大切な情報です。では、将来の街は?自分たちの暮らしが将来の街を作るんです。街を作るのはやはり、人。将来の街を住みやすくするのは自分たち自身ということを忘れてはいけませんね」
今後はさらにジャンルを超えていろいろな人に会ってみたいと語る中川さん。「不動産業界で固まるのではなく、さまざまな業種の人とコラボを実現したほうが効率的にできることもある」と感じている。
やりたいテーマは山のようにある。行きたいところも会いたい人もたくさんだ。
「10年たってもきっと私はセカセカと歩き回っていると思いますよ」
そうにこやかに言って、中川さんはきちんとお辞儀をして、スタスタとまっすぐ駅に向かって歩いていった。
歯に衣着せず物申すスタイルは、昔から。不動産情報のプラス面もマイナス面も発信することで、消費者に、考え、選択することを求める |
協力 佃島 天安
http://www.tenyasu.jp/
http://www.tenyasu.jp/
文/宗像陽子 写真/須藤明子
※本記事の内容は取材時点(2014年12月)の情報です。
※本記事の内容は取材時点(2014年12月)の情報です。
理由は江戸時代に。金持ちはナゼ高いところに住む? [住みたい街 首都圏] All About
歴史的に、地理的に見て、標高の高い場所は地価も高く、お屋敷街となる宿命の場所。その運命の必然度を今風に読み解いてみると……。
地形と歴史がその街の現在を作り、住む人が未来を作ると思っているが、その考えをまとめた最初の記事。
「住みやすい街」ってそもそもどんな場所? [住みたい街 首都圏] All About
「住みやすい」をテーマに長年記事を書いてきたが、考えてみると住みやすい街とはどんな場所なのかについてはまだ、書いたことがない。根本に立ち戻って一度、考えてみたい。
「住みやすい」の観点を少し変えてみた記事。
安全な街選びの第一歩、首都圏の地形を知る [住みたい街 首都圏] All About
自然災害に強い、安全な街を選ぶためには、地形、地盤を知ることが大事です。その第一歩としてここでは首都圏の地形を地質年代と誰にでも簡単に見られる、高低差の分かる地図でご紹介していきます。
地形、地盤関連の記事の基本。上記2本とは違い、これがベストというわけではないものの、東日本以降の記事の中では分かりやすいかと思う。
Back Number
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK