自身のホームページ。美しい写真も野口さんが撮影 。 |
料理のための人生ではなく、楽しく生きりための料理
現在の活動は、料理研究家として企業の商品・レシピ開発、テレビなどのメディアでレシピ紹介や料理本の出版を、フードコーディネーターとしては広告の撮影コーディネーション、フードスタイリストとして書籍のスタイリングなどをおこなっている。それぞれの仕事には、普通の社会人だったことが影響しているという。
「料理の仕事といっても、基本は人とのコミュニケーション。普通の社会人経験があったからこそ、言葉のやりとりから相手が何を求めているのかをみつけられるんだと思っています」
必ず求められている以上のことを提案する―。この姿勢だからこそ、仕事の幅が広がったり、クライアントとの良好な関係にもつながっている。
また、料理が仕事になった今も、帰宅後は必ずキッチンに立つという。「自宅で料理をすることで、仕事とプライベートとのスイッチが入れ換わるんです。料理に集中することで気分転換やストレス解消にもなりますね。それに普段の料理には次のレシピへのヒントもあるんですよ」
今は料理の仕事が楽しく、自分らしくて気に入っているという。目標は自らのディレクションで、洋書のような、眺めて作って楽しめる料理本を多言語で出版すること、食品やキッチンツールの開発に携わることだと語るものの、10年後はこの仕事をしているかはわからないとも。
「料理のあるライフスタイルやテーブルウエア、キッチンツールが好きで、それがたまたま今の仕事につながっただけなんです。だから、料理だけを人生の目的にするのではなく、型にはまらず、いつも自分の興味の赴くままに楽しんでいたい―。それが私のモットーでもありますね」
「料理の仕事といっても、基本は人とのコミュニケーション。普通の社会人経験があったからこそ、言葉のやりとりから相手が何を求めているのかをみつけられるんだと思っています」
必ず求められている以上のことを提案する―。この姿勢だからこそ、仕事の幅が広がったり、クライアントとの良好な関係にもつながっている。
また、料理が仕事になった今も、帰宅後は必ずキッチンに立つという。「自宅で料理をすることで、仕事とプライベートとのスイッチが入れ換わるんです。料理に集中することで気分転換やストレス解消にもなりますね。それに普段の料理には次のレシピへのヒントもあるんですよ」
今は料理の仕事が楽しく、自分らしくて気に入っているという。目標は自らのディレクションで、洋書のような、眺めて作って楽しめる料理本を多言語で出版すること、食品やキッチンツールの開発に携わることだと語るものの、10年後はこの仕事をしているかはわからないとも。
「料理のあるライフスタイルやテーブルウエア、キッチンツールが好きで、それがたまたま今の仕事につながっただけなんです。だから、料理だけを人生の目的にするのではなく、型にはまらず、いつも自分の興味の赴くままに楽しんでいたい―。それが私のモットーでもありますね」
最新刊の「手作りジュレ&使いこなしレシピ」(河出書房新社)より発売中。 |
文/山本初美 写真/金田邦男
※本記事の内容は取材時点(2012年6月)の情報です。
※本記事の内容は取材時点(2012年6月)の情報です。
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