■「アコモデーション」→「アコモる」
自分が参加した、ある勉強会のグループで「アコモデーションした」ことを「アコモった!」と言った人がいて、その表現がさらなる深い「アコモデーション」を呼び込んだことがあった。
何とも日本語に訳しがたいこの「アコモデーション」という英語を、「アコモる」という表現で、日本人である自分たちが自分のものにした瞬間だった。
この「アコモデーション」という言葉を知ってからというもの、「コンセンサスをとらなくちゃ」という変なプレッシャーがなくなった。だからこそ、気兼ねなく自分の意見を言えるし、第一感ではまったく異なると思える他人の意見も楽しく聞けるようになった(はずだ笑)。
時々、取り乱すことはあるけど、それでも、少なくとも、自分には戻れる場所がある。
何とも日本語に訳しがたいこの「アコモデーション」という英語を、「アコモる」という表現で、日本人である自分たちが自分のものにした瞬間だった。
この「アコモデーション」という言葉を知ってからというもの、「コンセンサスをとらなくちゃ」という変なプレッシャーがなくなった。だからこそ、気兼ねなく自分の意見を言えるし、第一感ではまったく異なると思える他人の意見も楽しく聞けるようになった(はずだ笑)。
時々、取り乱すことはあるけど、それでも、少なくとも、自分には戻れる場所がある。
ーー今回登場した森田さんが執筆した記事一覧
<オピニオンvol.3>イルカ問題の裏にある問題から、私たちが学ぶこと ― 意見の違いの、その先 ―
業界で起きているニュースを取り上げ、解説や分析、意見を掲載するコーナー「Opinion」。今回はオールアバウトのChief Administrative Officer(最高経営管理責任者)の森田さんが登場。
人間と人間の境目はどこにあるか?
さて質問です。「一人のヒトと、他のヒトを分ける、人間と人間の境目ってどこでしょうか?」「はぁ?説明するのもヤボだが、言うなれば、人間の境界は、ここでしょ。」と言って、自分の顔や腕を触っているみ...
おてんとさまのもと、てんでんこ
「お天道様(おてんとさま)に顔向けできるような仕事をしていきたい!」という、ある会議での、同僚のポジティブ発言。うん、頼もしい!ところで、「お天道様」かー久しぶりにこの言葉を聞いたなー。「お天...
「続く」と「変わる」
私の家から最寄り駅に至る道すがら、朝と午後それぞれ1時間ずつ自動車通行止めとなる、住宅街のなかの細い一方通行の道がある。その道の入り口に、毎日2回立ち、入ってくる車がないように見守ってくれる方...
設計図は何もなく、分け入るように進む
磯崎憲一郎さんの「肝心の子供」という小説を読みました。スッドーダナ、ブッダと続くシャカ族の親子四代を描いた100ページ足らずの短いフィクションです。淡々とした語り口のなかに、風景や登場人物の行...
Back Number
Rankingランキング
- MONTH
- WEEK